
砂糖林檎凶作による特別措置である銀砂糖の共同精製作業に参加するため、キャットと共にラドクリフ工房派本工房を訪れたアン。
ラドクリフ派からアンはさまざまな嫌がらせを受けてきており、今回も何だかんだ理由をつけて門前払いされそうになっていたが、ラドクリフ派に所属する一人の職人キース・パウエルによって助けられ、アンは無事にシャルとミスリルと三人で工房内に入ることができた。
キースはアンの境遇に同情すると同時に彼女の職人としての腕を買っており、共に砂糖菓子品評会で正々堂々と競うことを約束する。
キースとの会話で士気の上がったアンは品評会への準備と翌年の銀砂糖確保のため、はりきって作業に向かうのだった。
しかしその一方で、シャルはアンが置かれてしまっている状況を知ることとなる。
彼女は今年銀砂糖師になれなければ、永久になれないかもしれない。
それでは、シュガーアップル・フェアリーテイル第10話『ペイジ工房の令嬢』、始まります。

一難去ってまた一難……というか、受難だらけの白の貴公子編なのは知っているのですが、本当にしんどい章だよね、ここは。

アンは「負けていられない!」ってタイプの子ですけどね。
やる気だけではどうしようもないことは存在するから……
この記事は、10038C-R’s Noteメンバーと管理人がTVアニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』第10話を視聴して内容を軽く紹介・解説しながら、感想を楽しくお喋りしている記事です。
原作の内容も含みますので、作品のネタバレを回避したい方は、ぜひここでブラウザバックしてアニメを視聴、または原作を読むことをお奨めします。
そしてぜひ、そのあとに感想を分かち合いましょう…!
アニメ10話は原作第3巻『銀砂糖師と白の貴公子』二章後半から

Story Introduction
第10話『ペイジ工房の令嬢』
砂糖林檎の精製作業を行うラドクリフ工房で、アンは唯一の女性職人だったが、冷たい視線を向けられても気後れせず、力仕事にも積極的に参加する。
そこへ現れたのは、ペイジ工房の長代理を務める銀砂糖師・エリオットと、彼の婚約者でペイジ工房の長の娘・ブリジットだった。
第10話は、原作3巻の二章『ラドクリフ工房』後半、三章『つくるべきもの』が収録されています。

また登場人物増えましたね(笑)
しかも今回はなんか重要人物っぽい人。

精製作業のために他の派閥からも集まってきてるからねー。
アニメだけですがタイトルにもなってるので、このペイジ工房の令嬢ブリジットが3巻『白の貴公子』でのキーマンの一人になってくるのでしょうか。
場面写では珍しくシャルが二人きりで話をしているようですが……
それでは、そんな第10話『ペイジ工房の令嬢』について語っていきましょう〜!
カットまたは再編により変更されたシーン
- ママは、どうして銀砂糖師になれたのかな?【カット】
- アンの生着替え【カット】
- マーカス・ラドクリフ登場シーン【変更】
- エリオット、ブリジットの登場シーン【変更】
- 配膳を手伝うキャシー【カット】
ママは、どうして銀砂糖師になれたのかな?【カット】
原作では創世記と砂糖菓子に関する話を聞いた後、アンは砂糖菓子職人の世界への入り方、そして八十年前の宗教改革や意識の変化について考えたのちに見出しの疑問を持っていました。
今でさえ女性の職人は少ないどころかアン以外はまったくと言っていいほどおらず、自分は工房でこんな扱いを受けている。
自分には銀砂糖師のエマがそばにいて、彼女に弟子入りして技術を磨いたようなものだけれど、エマはどうやって銀砂糖師になれるほどの技術を身につけたのか……

随分あとで回収される伏線のような疑問なのですが、アニメでは残念ながらカットでしたね…
アンの生着替え【カット】
マーカスやジョナスとの会話の後、アニメでは作業場から走り去ったあとすぐに男物の服を着たアンが登場しましたが、原作では自分の部屋に戻って着替えるシーンが丁寧に描写されています。
ここで去年の品評会のときに着たきりしまってあったジョナスの服を着ることによって、アンの身体的な成長を表現していました。
1話で「十五歳にしては小さい」と言われていたアンもしっかり成長してて安心しましたね。

「生着替え」なんていうから、そんなお色気シーンあったっけ!?!?と動揺してしまった…管理人め…
マーカス・ラドクリフ登場シーン【変更】
ラドクリフ工房派の長であるマーカス・ラドクリフがジョナスとサミーを引き連れて作業場に顔を出したシーンですが、原作ではマーカスに付き従っているのはジョナスだけでした。

その日はキースがお休みということなので、もしかしたら普段は長候補の二人が行動を共にしているのかもしれないですね。

アニメでサミーが一緒にいたのは職人の中でリーダー格であるという表現でしょうかね。
また、ここで精製作業を仕切るはずのラドクリフ派所属の銀砂糖師が病気療養中だということや、エリオットは仕事にたいがい遅刻しているという事実も明らかになっています。
エリオット、ブリジットの登場シーン【変更】
ここは大体原作通りの流れなのですが、台詞が少し違いました。
ブリジットの第一声である「あなた、まさか職人なの?」は明確にアンに向けて放たれた言葉ですが、原作ではもう少し人見知りっぽい感じでエリオットの後ろに隠れている印象がありました。
また、エリオットとキャットの会話もアニメと原作とで多少違い、原作の方では二人の関係がより察せられる会話運びでした。

言わんとすることは分かる(笑)
アニメはエリオットの誰にでも人懐っこい感じが抑えられて、ブリジットからアンへの快く思っていない感じが強調されていたよね。
配膳を手伝うキャシー【カット】
原作ではジョナスの労働妖精であるキャシーも人間や等身大妖精の女性たちに混ざって台所周りの手伝いをしていましたが、アニメではその様子はカットでした。
アン、シャル、キース、ブリジットが絡むところは変更や追加が多かったのですが、たくさん語りたいので専用段落にてお話しします。
というところで。それでは本編行きましょう。
キャラクター紹介
エリオット・コリンズ(cv:興津和幸)
奔放に跳ね回る鮮やかな赤毛、愛嬌のある緑色の垂れ目が特徴の青年。
歴史あるペイジ工房派で長代理を務めている銀砂糖師。
飄々とした掴みどころのない性格で、自称女の子の味方。その笑顔は邪気がなく明るい。

推しきたー!!!!
みなさん、エリオット・コリンズをよろしくお願いします!!!!

え、しゃおさんってこういう男が好みなの?
いわゆる女たらしじゃん……仕事もよく無断で遅刻するらしいし、大丈夫そ?

違う!!!!いや違くないけど……違う!!!!(これ以上語るとネタバレになってしまう)
ブリジット・ペイジ(cv:真野あゆみ)
長くて柔らかそうな金髪に緑色の瞳をしている、アンより二つ三つ年上の綺麗な少女。
ペイジ工房の長の娘でエリオットの婚約者。
女性の砂糖菓子職人として働くアンのことを快く思っていないらしい……。

この人すっごい可愛いよね。これで性格が良ければな……

ずっと言ってるな…笑
マーカス・ラドクリフ(cv:間宮康弘)
グレイヘアにカーキ色の瞳の壮年の男。ラドクリフ工房派の派閥の長で、ジョナスの伯父。
権力主義で他職人たちと同じくアンのことを快く思っていない様子だが、甥のジョナスに厳しく接したり、アンの初日の働きを見て砂糖林檎を分配するなど、仕事の上では公平に接する。

当時から散々言ってるけど。マーカスさんっていや〜な感じではあるが、他の職人たちと違って仕事の上ではアンのこと職人って認めて公平に接してるのはポイント高いんだよね。
とても大人。仕事の上ではね(意味深)。

そうだね……
あとはおそらくさまざまなところでのガヤですが、今回のモブとして職人(cv:梶川翔平、岩澤俊樹、山口令悟、柴田あいばん、深澤純、岡井カツノリ)、マダム(cv:紺乃みん、蓮田美紀)がキャスティング欄にありました。

職人役、6話と違う人なんですね!
モブはモブでも取り巻きとその他で声を分けているのにこだわりを感じます。
また、銀砂糖精製の作業に参加している職人は六十人くらいいるらしいですからね……
納得のキャスティング人数です。

ちなみにマダムは配膳シーンでブリジットの後ろで談笑していた人たちで、原作を読む限りではラドクリフさんの奥さんや娘さんだと思われます。
作業初日
可愛いオープニングが終わると、無骨な天井に見ているこっちまで熱くなりそうな湯気、そして雄々しい声が響くシーンから始まりました。
銀砂糖精製に関しては3話でアンとジョナスがやっていたものと全然違う印象を受けました。

作業場に来たアンとミスリルも面食らってましたね。

足場の上にある大きな鍋、そして大きな櫂に力を込める男性職人……まさか、アンもこれやるんか……?

いや、まさか……無理では?
力仕事しかないかもしれないけど、もうちょっと配慮されそうじゃない?
そのまさかでした。
女性差別の歴史
女は神の意志に背いた罪人——ゆえに聖なる食べ物である砂糖菓子を作ることは許されない。
TVアニメ『シュガーアップル・フェアリーテイル』第10話より
かつて神は女と男を作り、人間が地上の支配者になるように望んだ。
だが、人間の女が妖精王に恋をして服従を誓ってしまった。
その女の罪を浄化し、人間を妖精から解放して、神の御心に叶う世界を作ったのがセドリック祖王だった。
キャットが登場と同時に人間の創世記を語り、女性の砂糖菓子職人がいない理由、そして職人の中には未だ差別意識が残っていることを教えてくれました。
しかしキャットは創世記を学んでなお、ただこんな仕事は女にはきついだけだと思っている、とのことでした。

だから5話でのあの反応か…
このキャットの長台詞に関して、原作から情報の順序を変えることによって職人業界に蔓延る情報が頭に残りつつキャットの意見が強く印象づけられるようにしてるのはワザありだなぁと思いました。

音声だと最初と最後が強く頭に残りやすいですからね。

あと、ひとしきり説明したあとに自分の意見を軽く述べるのとかも印象に残りやすかったりするね。
しかし、こんな仕事は女にはきついと言ってくださった現場監督のキャットさんからアンが命じられた仕事は、Aパート序盤で男性職人が力一杯作業していた大鍋の担当でした。

男女平等の精神……いや、それは分かる……分かるけども……

アニメで隣の鍋で汗だくになってる職人から「それは女じゃ動かせないぞ!」も追加されてたしね……しんどそう……
大鍋担当は力が必要な以外にも鍋や釜戸から立ち上る熱気のせいで体力が奪われやすく人数が必要なところなので、人員追加としては納得なのですが……上手くかき回せなきゃ焦げ付いてしまいますし、大丈夫なのでしょうか。なんとか頑張ってほしいものです。
エリオット・コリンズ、ブリジット・ペイジ登場

ブリジットの登場時の台詞を前段落でお話ししたのでここは飛ばそうと思っていたのですが、この二人はその登場回や立ち位置のせいで第1クール第2クール共にPVで紹介してもらえなかったのが悔しすぎたので、ここではちゃんと紹介しようと思います(笑)
登場ついでに初対面のアンを横抱きにして足場から降ろした上にブリジットの目の前でデートに誘うという軽薄さ、しかしキースとはまた違ったボス感を感じさせる男—— ペイジ工房派長代理の銀砂糖師、エリオット・コリンズが登場しました!(どんどんぱふぱふ

これ、横抱きにして足場から降ろしたのってアニオリなんですよね……原作だと足場の上で腰を抱いただけですし。なんで飛ばそうと思ってたんですか……

いやでも本当、ボス感は管理人の偏見なので置いといても、キャット以外はモブらしいモブばっかりの空間に入ってくるとなおさら強そうなんだよな…エリオットのキャラデザ…
キャットが名前を叫んだことでアンはこのナンパ野郎の素性を知ったわけですが、アニメでは冷静な感じで「この人が…」ってなってたところを、原作では「こんな人が?!」で結構マイナス気味だったので、アニメでの第一印象はちゃんと管理されてる印象ですね。
これ以降、アンとエリオットの絡みは12話のラストまで無いので……
また、前段落でも変更点についてはお話ししたのですが、アニメでのブリジットは登場時の態度の変更や、ペイジ工房の長の娘さんだと紹介されたときに自己紹介台詞が追加されたことによって、原作よりも彼女自身の悪役令嬢感や婚約者のエリオットとの関係に何かあるんじゃないか感が増しており、この二人がアンを取り巻く人間関係に新たな波を追加してきそうでワクワクな反面、そっとしといてくれ…と思う気持ちも湧いてきます(笑)
「離れたくないのは、俺の方だったか」
仕事後に部屋で食事をしているシーンは、原作だとアンの体調の様子を四文ほどで説明されているだけなのですが、アニメではしっかり尺をとって描写されているどころか原作には無かったシャルの行動もきちんと描かれていましたね。

見すぎなのよ(笑)
そうですね(笑)
横に並んでいる姿勢が不自然すぎて笑ってしまいました。
アンのこと心配してたんだよな。シャル、笑ってごめんな……
あと、これは当時Twitterでも呟いていたことなのですが、ジョナスがマーカスさんからの伝言で部屋に来てる間に映るシャルの不機嫌そうな横顔が美しすぎる……
さっきまでずっとアンのこと見てたのに様子を見ようと振り返りもせず、頑として正面を見続けてるのが本当にジョナスにいい印象持ってないんだな、と思いました。

一応業務連絡だから三人の団欒を邪魔したのは仕方ないと思いつつ、よりによって何であいつが…とは思ってそう。
ここってジョナスから砂糖林檎を分配してもらえると聞いて喜んだり疲れていることを見抜かれて強がったりするアンを映してても良かったと思うんですよね。
でもシャルの不機嫌な顔をずっと映してたのは、やっぱり邪魔されたことによる苛立ちか、それとも他の理由か……
さて見出しの台詞のシーンですが。
実はこれ、原作だとキースの部屋でモデルをしているときのモノローグなんですよね。
原作のタイミングは、実際にこれから何日も続くアンと離ればなれにならざるを得ない時間帯に思ったことなので、それはそれでシャルの感じている寂しさが伝わってくるのですが、アニメはアンが夜も銀砂糖精製にかかりきりだった日の後ということもあって、そして瞼へキスをするのと同じシーンなので、自分が感じている寂しさのようなものだけでなく、通常よりも重労働を課された上にとんでもない状況に置かれたアンを心配する気持ちが伝わってきます。


「心配する気持ち」って言葉で言うとなんか軽く感じますけど、この時点で結構重たいんですよね。

んだねー。瞼にキスする前に頭を撫でてるっぽい動作をしてるときや黙って見つめてるときの瞳がシャルのアンへの感情を物語っている……
軽く感じない言葉選びができるようになりたいものです。
ブリジットとの遭遇
そういえば、何でシャルはあのあと水を汲みに行ったんでしょうね。

確かに、原作にあったフラグがアニメでは無かったかも。
食事シーンでシャルがアンを見すぎているところにまとめられましたかね?
かもしれないですね!
実は眠っているアンをしばらく眺めていたら腕を庇う仕草をしたのを認め、生きてきた年数とは比例しない数少ない人間知識から腕を冷やしてあげようと思い立って、水を汲みに行ったのでした。
その際、冷やしたり温めたりして体がどうにかなるというのは妖精には理解できない現象だとも添えられています。

まぁそうだよね。
アンが翌日もしっかり働けるようにと水を汲みに行った先でブリジットに遭遇し、早速一悶着ありましたね。
原作ではブリジットの言葉に苛立つ描写や早くアンのところに戻りたいと思う焦燥感が短い文章でふんだんに描写されていて管理人が大好きなシーンです。
アニメでは先ほどジョナスが部屋に来ていたときに見せた不機嫌で美しい横顔と、「よけいなお世話だ」のあとに「人間」と付け加えることによってシャルの1話以来の苛立ちが表現されておりました。
すごく良いんですよ……このシーン。
先ほどの「妖精には理解できない現象」も併せて、なんかシャルを人間っぽく見せ始めた脳みそをフラットに戻してくれるのと、シャルを見る普通の人間の目ってこうだよね、と再確認させてくれるのと。
そして、人間に付けられ人間によって再び抉られた一見塞がりかけの傷を、同じ人間のはずのアンという存在に癒してほしいと思っているシャルの無意識下の思考がバッシバシに描写されていて心臓がギューってなります。
最後の要素はアニメから読み取れたらすごいのレベルなので、ぜひ原作で読んでしいところです。

しかしブリジット、夜中に水汲んでるだけで「こんな夜中に働かされて酷い」って思うのか……健全だな……

そこなの?笑
作業七日目
おまえらまとめて絞られろ案件
六日後の作業時間中。
作業を丁寧にやるようアンが主張するシーンですが、アニメでモノローグがきちんとした台詞になっていましたね。
だからこそ、ジョナスの「余計なこと言わなくていいのに」におまえそういうとこやぞ感が増されています。

あとさ、周りに職人いっぱいいるけど、おまえたち仕事どうした?
これはもうキャットとエリオットにまとめて怒られてほしい…というか、罰されてほしい案件です。
このあたりのシーンは本当に悲しいです。
現実には銀砂糖で作られた砂糖菓子という食べ物は無いですが、たとえば大切な人の誕生日にプレゼントしたい注文内容にこだわった世界に一つだけのお菓子があったとして、それを作る原料を例年と違うからってこんなふうに作られていたらと思うと……砂糖菓子は祈りの文化とセットみたいなところがあるので、こういう仕事の仕方は感心しませんね。
余裕のない状態で怒ってしまったアンと、生意気で気に入らない女に噛みつかれたサミーが一触即発の状態に……
キースの砂糖菓子とすれ違い
さて、そんなシーンを見かねたキースがアンを連れ出してくれました。

もうほんとキースはこのラドクリフ工房で一服の清涼剤だよね〜。

キースがおやすみの日じゃなくて本当に良かった……
休憩中は敷地内であれば移動自由なのでしょうか。
キースはアンに作りかけの品評会用の砂糖菓子を見てほしいと部屋へ向かいます。
ここでも原作でモノローグだったアンの言葉がすべて普通の台詞に変更されていました。
また、キースの砂糖菓子は色味のせいか決して美味しそうではないのですが、すでにキラキラエフェクトが舞っていてとてもクオリティの高い砂糖菓子であることが表現されています。

完成したそれなりにクオリティの高い砂糖菓子は発光してるけど、キラキラのエフェクトがまとわりついているのは今までの表現からしてかなり高水準の証なんですよね。
完成する前からキラキラがついてるのはすごい。
自分が作りたい砂糖菓子に関して悩みながら窓の外を見ると、そこにはブリジットが立っていて、歩み寄ってくるシャルの姿が。
原作ではアンより先にキースが二人を見つけていて野次馬っぽい年相応の反応をするキースが見られるのですが、アニメでは残念ながらアンしか見ておらず、「どうかした?」と訊かれてもアンが隠したためキースはこのことを知りません。

見ちゃ悪いわよって言うアンに対して「え?そうかな」って興味津々なキース面白かったのに……(笑)
また、キース&アンのシーンと、シャル&ブリジットのシーンが同時並行で進行しているのは映像ならではで分かりやすい……そして、特にテンポが崩れることなく見せ場(キースの発光ダッシュ)と原作のストーリー(ご機嫌斜めのシャルが二人を目撃する)を共存させる絵コンテが素晴らしかったです。

ラストのカットはちょっとわざとらしい気もしましたが(笑)

全然わざとらしくなんかないんだよー。
だってシャルが初めて「人間としてのアンの幸福は自分と一緒にいたら得られないかもしれないけど、自分はそうじゃない」って思い知るところなんだもん。
最後に
さて、精製作業での受難はキースのおかげで良い方向に進みそうですが、品評会用の砂糖菓子づくりに対する迷いが生まれ、シャルとの関係もいい感じに拗れてきた……というか、自分の道を突き進んでいるだけで人間関係のいざこざに巻き込まれてしまう『白の貴公子』の本領が発揮されてきました。

もう、二人して間が悪いというかなんというか……

ほんとだよ……
せめてこのまま誰の思惑にはまることなく、無事に精製作業を終えて品評会に参加してほしいものです。
それではまた次回の11話『つくるべきもの』でお会いしましょう!

おつかれさまでした…!

お疲れ様でした!次回をお楽しみに!
次回予告映像
アニメ配信,書籍情報
TVアニメ配信情報は下記をチェック!
